2025年9月、メジャーへ復帰し、圧巻の投球を見せている佐々木朗希投手。
マイナーで怪我による調整をしていました。
そんな佐々木朗希投手に、
「怪我が多い」
「また怪我をしないといいな」という声が少なくありません。
そこで、佐々木朗希投手の怪我歴をまとめました。
- 2020年3月
ロッテ入団
右肘の肉離れ
→リハビリに時間がかかった - 2022年7月
右手中指のマメ
(1ヵ月登板なし) - 2023年5月
右手中指のマメ
(1ヵ月登板なし) - 2023年7月
左内腹斜筋損傷
(2ヵ月登板なし) - 2024年5月
上半身疲労
(1週間登板なし) - 2024年6月
右上肢のコンディション不良
(約2ヵ月登板なし) - 2024年8月
左アキレス腱負傷
(16球で降板) - 2025年5月
ドジャース移籍後
右肩インピンジメント症候群
リハビリを経てマイナーリーグで調整
→9月25日リリーフで復帰

確かに、怪我が多いね…
実際、佐々木投手自身も、自分が速い球を投げることで、怪我がしやすいという意識があるそうです。
そんな佐々木投手ですが、怪我によりマイナー調整後、メジャーへ復帰し、
「何かフォーム変わった?」
「良い顔になってきた?」
と、以前と違った変化を感じている声が目立ちます。
体に負担の少ないフォームに変わったという見方も出ています。
今回は、佐々木朗希投手が「怪我多い」と言われる理由5選だけではなく、メジャー復帰後のフォームの変化について紹介します。
- 佐々木朗希が怪我多い理由5選
- 佐々木朗希のフォームが変わった真相は?

フォームが変わったのは、怪我の事情とも関係しているようだよ。
アンチも静かになる?!ほどメジャーで活躍する佐々木朗希さん。
他の記事でも紹介しています。
佐々木朗希が怪我多い理由5選

160km/h超えの剛速球による負担
佐々木朗希投手に怪我が多い理由1つ目は、剛速球による負担です。
佐々木朗希投手は、球速160km/hを超えるストレートとスプリットを決め球にしています。
剛速球のストレートやフォークを投げ続けることで、肩や肘にかかるストレスは通常以上に大きいと考えられます。
だから佐々木朗希投手は、故障リスクが高まってしまうのです。
佐々木朗希投手の変化球をまとめました。
- フォーク
小さく落ちるフォーク - スライダー
縦に落ちる鋭い変化→横に曲がるスイーパーへ改造中 - スプリット
打者の手前で、大きく落ちる - ツーシーム
復帰登板で右打者の内角に食い込んだ球

スプリットの落差に「これは打てない」という声が多いよ。

あの速球ストレートに変化球を交えながら投げていれば、体にかかる負担は大きいよね…
学生のときから割と早い段階からスピードボールを投げられて、その分、ケガと隣り合わせというか…。
引用元:スポーツ報知
佐々木投手自身も、自分が怪我と隣り合わせにいる自覚があるようですね。
高身長で細身の体格
佐々木朗希投手に怪我が多い理由2つ目は、高身長で細身の体格です。

身長 192㎝
(高校時代:186~190㎝)
体重 92kg
(高校時代:80~88kg)
佐々木朗希投手は、高校時代に比べると、肩や腰回りは筋肉がついている印象があります。
ただ、パワー型投手に比べて筋肉量が少なく、支えきれない部分が出やすいかもしれません。
手足が長く細身な体型で、速い球が投げられる分、体にかかる負担が大きくなると考えられます。

特に、肩や肘に負担が大きくかかりそうだよね。
フォームの特徴

佐々木朗希投手に怪我が多い理由3つ目は、フォームの特徴です。
下半身主導よりも腕のしなりで投げる傾向がある
腕のしなりで投げると、球威は増す一方で、肘や肩に負荷が集中しやすいという指摘の声もありした。
実際、佐々木投手本人も、投球フォームについて「痛みが出る投げ方をしていた」とコメントしています。
復帰にあたり、「痛みが出るべくして出ていた投げ方というか、自分で正常だと思っていたことが正常じゃなかった」と投球フォームを改善。
引用元:日テレニュース
マイナーで調整中、佐々木投手自身が投球フォームを見直す良い機会になったのではないかと思います。

フォームを変えても、あの速さを維持できるのかという点も気になるけど…

メジャー復帰後の姿では、すごく良い感じだったよね。
酷使を避けるための球団方針

佐々木朗希投手に怪我が多い理由4つ目は、酷使を避けるための球団方針です。
実際の怪我だけでなく、
球団側の意向で「無理をさせない」ために離脱するケースもある。
そうした事情も重なることで、佐々木朗希投手には「怪我が多い」という印象が強まっていると考えられます。
同時に、「甘やかされている」という声も少なくないです。
ただ、「無理をさせないこと」は、選手やチームにとって必要な判断なのかもしれません。

佐々木投手は、高校時代の登板回避もあったよね。

だから、怪我をしやすいイメージが強いのかもしれないね。
佐々木朗希投手の登板回避エピソードはこちらで紹介しています。
成長期に疲労骨折の過去

佐々木朗希投手に、怪我が多い理由5つ目は、成長期の疲労骨折の過去です。
成長痛が辛かった
中学2年時に腰の疲労骨折
医師からは「このまま投げれば将来に痛みを抱える」と指摘され、
当時の指導者・鈴木賢太コーチは、「完治するまで投げさせない」 決断を下しました。
中学2年時、当初は股関節の痛みを訴えていたが、のちに腰の疲労骨折と判明。医師からは「怪我をしたまま投げさせることもできるが、将来痛みを抱えたままプレーすることになるかもしれない」と告げられ、鈴木さんは「完治するまで投げさせない」決断を下した。
引用元:full-count
成長期は骨がまだ弱く、急激な身長の伸びと練習量によって怪我をしやすい時期です。
この大きな故障が「オーバーワークの危険性」を本人や指導者に強く意識させるきっかけとなりました。
そのため現在も、登板回避が「怪我の多さ」と見られがちですが、
実際には、怪我を防ぐための慎重な自己管理という側面もあると考えられます。

怪我を防ぐための意識を持っているんだよね。
佐々木朗希の投球フォームは変わった?

ドジャース首脳陣より指摘があった
渡米直後、ドジャース首脳陣は佐々木朗希投手のフォームの欠点や球種の少なさを早い段階で指摘していました。
しかし、佐々木朗希投手は
「自分にはこれが合っている」
と修正を拒んでいたと報じられています。
そのため「メジャーへの適応が遅れた」との見方もありました。
ドジャース首脳陣は佐々木の投球フォームの欠点と、球種の少なさをかなり早い段階から指摘していたという。しかし佐々木は、フォームの修正などを拒否し、ペナントレースの開幕を迎えてしまった。
引用元:デイリー新潮
佐々木朗希投手は、フォーム修正を拒んでいました。
しかし、5月に右肩インピンジメント症候群となったことをきっかけに、自分自身を振り返ったのではないかと思います。
実際、佐々木朗希投手のフォームに変化を感じている人は多いです。
自ら体に負担のかかりにくいフォームになることを選んだのかもしれません。
そんな佐々木朗希投手に、チームメイトであり先輩の大谷翔平選手もアドバイスをしていたと思われます。

大谷選手もよくフォームを変えているイメージがあるよね。

佐々木投手、フォームの変化だけでなく、球速も一気に上がったよね!
意識の変化
佐々木朗希投手は、リハビリやマイナー調整を経て、投球に対する意識を変化させました。
「ホーム(ゲーム)では9イニング、ほぼ全部、ずっとベンチの下にいて、試合を見ていたから。イヤでも学ぶことになる。今の彼はメジャーの試合を見ながら、良い投手、悪い投手、どちらとも言えない投手を観察させられてきた。そこで学べることもきっと多かったと思うよ」
引用元:デイリー新潮
佐々木朗希投手は、ベンチから真剣に試合を見ていたそうです。
観察する時間が、佐々木朗希投手の変化へとつながっていったのだと思います。

外側から観察する時間がよかったのかもしれないね。
球速回復と肩の状態は?
佐々木投手自身も球速が戻った理由についての2点を挙げています。
「肩の状態が万全になったこと」
「今の体に合ったフォームを見つけられたこと」
球種の使い方やフォームの修正が直結していたことを認めています。
また、ドジャースのロバーツ監督は、佐々木朗希投手の投球フォームの変化について「肩に頼ったものではなくなった」と言及しています。
「投球フォームが以前のように肩に頼ったものではなく、少しスムーズになってきた。まだ投手コーチと色々相談しながら模索している段階だが、それは普通のことであって、問題はない」
引用元:デイリー新潮
佐々木朗希投手は、肩に負担がかかりにくいフォームに変化させていることが分かります。

投球フォームが変わって、調子がよさそうだよね!
SNSの反応は?
2025年9月、メジャー復帰後、佐々木朗希投手の「フォームが変わった」という声が少なくありません。
佐々木朗希投手への、SNSの反応をまとめました。
さらに足を高く上げてる!
あんなに美しいピッチングみたことない!
メジャーっぽい投げ方になってる!
かっこいい!
リリーフやクローザーがいいのでは?!
佐々木朗希投手は、ポストシーズンで、球速163kmのストレートとフォークを投げ分け、見事にクローザーを務める姿を見せてくれています。
この復活劇の裏には、支えてくれる奥様の存在も大きかったようです。

ベンチから見守る大谷翔平選手が、まるで弟を見守るかのようだった。

山本由伸選手も笑顔で見守ってたよ!
佐々木朗希朗手を支えている奥様について詳しくはこちらで紹介しています。
まとめ
佐々木朗希投手が「怪我が多い」というイメージは、
160km/h超の速球による負担や細身の体格など複数の要因が考えられました。
怪我はリスクであると同時に、成長と修正を重ねる過程でもあります。
フォーム修正をし顔つきにも変化を感じる佐々木朗希投手。
今後の活躍を応援しています。