数々の名作を世に送り出してきた映画監督ロブ・ライナー氏。
俳優としてキャリアをスタートさせ、現場での経験を重ねながら監督へと転身しました。
コメディからヒューマンドラマ、社会派作品まで幅広いジャンルで成功を収めてきたロブ・ライナー監督。
その代表作を振り返ると、心に残っている名作を思い出す人も多いかもしれません。
今回は、ロブ・ライナー監督のプロフィールや経歴を時系列で整理し、あわせて代表作を分かりやすく紹介していきます。
- ロブ・ライナーの生き方を分かりやすく知りたい
- ロブライナーの代表作を知りたい
ロブ・ライナー監督のプロフィールと経歴【時系列まとめ】
ロブ・ライナー監督のプロフィールと経歴を時系列でまとめました。
- 1947年
ニューヨークで誕生
(父は映画監督・脚本家のカール・ライナー) - 1960年代後半
テレビ業界に入る
俳優として活動を始める - 1970年代
テレビドラマ・コメディ作品を中心に俳優としてキャリアを積む
ペニー・マーシャルと結婚
(1971〜1981) - 1970年代後半
俳優業と並行して、
演出や脚本など制作側に強い関心を持つ - 1980年代前半
映画制作の現場に深く関わり、
監督としての準備期間へ - 1980年代半ば
映画監督として本格的に活動を開始
ミシェル・シンガーと結婚
(1989年〜) - 1980年代後半
ジャンルを問わず作品を手がけ、監督として評価を確立 - 1990年代
映画監督として安定した地位を築く
→ヒューマンドラマ路線を強める - 2000年代以降
映画制作を続ける
→社会的テーマを扱う作品も手掛ける
ロブ・ライナー監督の結婚と家族は?

ロブ・ライナー監督は、俳優として活動していた頃、
1971年に前妻のペニー・マーシャルさん(女優)と結婚し、10年間の結婚期間を経て離婚に至っています。
→前妻・マーシャルさんの連れ子を養子として迎えた。
その後、ロブ・ライナー監督は、映画監督として本格的に活動しだした時期に、
1989年に妻・ミシェル・シンガーさん(写真家)と再婚し、36年間の結婚生活で、実子3人養子1人の子供に恵まれました。
ロブ・ライナー氏のご家族について詳しくはこちらで紹介しています。
ロブ・ライナー監督の代表作まとめ一覧


ロブ・ライナー氏の監督代表作品をまとめました。
| 公開年 | 作品名 | 特徴・評価 |
|---|---|---|
| 1984年 | スパイナル・タップ | モキュメンタリー形式の伝説的コメディ |
| 1985年 | スタンド・バイ・ミー | 少年たちの友情を描いた不朽の名作 |
| 1987年 | プリンセス・ブライド・ストーリー | ファンタジー×ロマンスのカルト的人気作 |
| 1989年 | 恋人たちの予感 | ロマンティック コメディの金字塔 |
| 1990年 | ミザリー | スティーヴン・キング原作のサイコスリラー |
| 1992年 | ア・フュー・グッドメン | 法廷ドラマの傑作、 社会派路線へ |
| 1995年 | アメリカン・プレジデント | 政治×恋愛を描いたヒューマンドラマ |
| 2007年 | 最高の人生の見つけ方 | 人生後半を描いた感動作 |
スパイナル・タップ(1984年)
『スパイナル・タップ』は、
現在も「史上最高のコメディ映画の一つ」として語られる一本です。
主演:
- クリストファー・ゲスト
- マイケル・マッキーン
- ハリー・シアラー
作品概要:
架空のヘヴィメタルバンドを追ったモキュメンタリー風コメディ。
見どころ
スタンド・バイ・ミー(1985年)
スタンド・バイ・ミーは、
12歳の男の子4人の友情が表現されています。
→ロブ・ライナー監督の名を世界的に広めた代表作
主演:
- ウィル・ウィートン
- リヴァー・フェニックス
- コリー・フェルドマン
- ジェリー・オコンネル
原作:スティーヴン・キング
見どころ
プリンセス・ブライド・ストーリー(1987年)
『プリンセス・ブライド・ストーリー』は、
おとぎ話のように語られるシーンから始まり、冒険・恋・ユーモアを織り交ぜたファンタジー映画です。
主演:
- ケイリー・エルウィズ
- ロビン・ライト
ジャンル:ファンタジー/ロマンス/冒険
見どころ
恋人たちの予感(1989年)
『恋人たちの予感』は、
友情と恋愛の間で揺れ動きながらも、お互いに惹かれ合っていく物語です。
→女優・メグライアンさんの代表作として知られています。
主演:
- ビリー・クリスタル
- メグ・ライアン
見どころ
ロブ・ライナー監督が、妻・ミシェル・シンガーさんと出会い、結婚するきっかけとなった作品です。
ロブ・ライナー氏のご家族について詳しくはこちらで紹介しています。
ミザリー(1990年)
『ミザリー』は、雪山で遭難に遭った人気作家が、熱狂的なファンに監禁される恐怖を描いた作品です。
主演:
- ジェームズ・カーン
- キャシー・ベイツ
原作:スティーヴン・キング
見どころ
ア・フュー・グッドメン(1992年)
『ア・フュー・グッドメン』は、軍隊内の組織悪を暴く過程での、登場人物たちの人間的成長を描くドラマです。
主演:
- トム・クルーズ
- ジャック・ニコルソン
- デミ・ムーア
見どころ
ロブ・ライナー監督は、ここから社会派路線がより明確になっていきます。
アメリカン・プレジデント(1995年)
『アメリカン・プレジデント』は、
独身米国大統領の恋愛を描いた作品で、大人向けのロマンティックコメディです。
主演:
- マイケル・ダグラス
- アネット・ベニング
見どころ
最高の人生の見つけ方(2007年)
『最高の人生の見つけ方』は、
余命宣告を受けた2人の男性が「やりたいことリスト」を実現するために、病院を抜け出して世界中を旅する感動の物語です。
主演:
- ジャック・ニコルソン
- モーガン・フリーマン
見どころ
ロブ・ライナー監督のプロフィール表

ロブ・ライナー氏の基本プロフィールをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ロブ・ライナー (Rob Reiner) |
| 本名 | ロバート・ノーマン・ライナー |
| 生年月日 | 1947年3月6日 |
| 年齢 | 享年78歳 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州 |
| 職業 | 映画監督 俳優 プロデューサー |
| 活動開始 | 1960年代後半 |
| 父 | カール・ライナー (映画監督・脚本家) |
| 母 | エステル・ライナー (女優) |
| 結婚歴 | 2回 |
| 前妻 | ペニー・マーシャル (1971〜1981) |
| 現妻 | ミシェル・シンガー (1989年〜) |
| 子供 | 4人 (実子3人+養子1人) |
| 代表ジャンル | ヒューマンドラマ 青春映画 社会派作品など |
息子ニック・ライナー氏に関する記事はこちらでも紹介しています。
まとめ
ロブ・ライナー監督は、俳優としての経験を土台にして、多彩なジャンルで名作を生み出してきました。
時系列で振り返ることで、作風の変化やヒューマンドラマへの深化が見られます。
この記事をを通して、気になる映画がありましたら、ロブ・ライナー監督の代表作品の魅力を改めて感じてみてください。

