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<熱性けいれんの対処法>

最近、子供がよく発熱するようになった。

熱性けいれん?!
どうしたらいいの!!
熱性痙攣(けいれん)とは
子どもの発熱時に起こる一時的な症状。
「ひきつけ」ともいいます。
突然体が硬直したり、震えたりする子どものけいれんの中で最も多くみられる症状です。
生後5~6ヶ月から5~6歳頃の子どもに起こります。
この記事では、我が家の次男が二度の熱性けいれんを経験したことで、医師から学んだ対処法や、再発を防ぐために家庭でできる備え方をお伝えしていきます。
『救急車を呼ぶべきタイミング』や『家庭でできる予防策』を知ることで、いざという時に落ち着いて対応できるようになります。
本記事の内容は下記の通り↓
- 熱性けいれんの基礎知識
- 次男の熱性けいれん体験談
- 対処法と再発を防ぐ備え方
突然の高熱!子供に熱性けいれんが起きた時、どうしたらいいか知っていますか?
我が家の次男は、二度の熱性けいれんがありました。2歳と4歳のときです。
長男にはなかった経験でした。
だから、私にとって、次男の熱性けいれんを目の前にしたとき、その動揺は半端なかったです。
手足はつっぱり、白目を向いて、唇は真っ青で、口から泡を吹きだしている…
呼びかけに反応しない次男。
「戻ってきてー!!」と叫びながら、何度も何度も名前を呼びました。
当時、私には知識がなく、焦るばかりでしたが、
とっさに救急車を呼ぶ判断ができたのは良かったと思います。
日本小児神経学会の公式情報によると、
ほとんどの熱性けいれんは5分以内に自然に止まってきます。
https://www.childneuro.jp/general/6487/
しかし、熱性けいれんの様子は、親としてとても不安になるし、パニックになります。
揺さぶったり、間違った対応をしないことが大切なのです。
この記事では、
私が医師から学んだ対処法や、再発を防ぐための準備について分かりやすくまとめました。
お子さんのもしもの時に備えて、今から一緒に学んでいきましょう。
熱性けいれんとは?
発生時期
- 6か月~6歳の小児に多い(特に1~2歳の子どもに最も多く発生)
- 発熱が38℃以上のときに起こりやすい。
なぜ熱性けいれんが起こるのか
子どもの脳はまだ未発達で、大人に比べて刺激に敏感です。
特に、体温が急に上がると、脳の神経が過剰に反応しやすくなるため、神経バランスが崩れてしまい、熱性けいれんが起こることがあります。
特に、生後6ヵ月~5歳頃は、脳の発達がまだ十分でなく、熱性けいれんが起こりやすい時期とされています。
7歳以降は、熱性けいれんの心配がなくなると医師に言われました。
どんな状態になるのか
- 両手足をかたく突っ張った後に、両手足をガクガクふるわせている
- 手足に力が入らずにだらっとしてる場合もある
- 白目をむく、目の焦点が合っていない
- 顔色が真っ青
- 唇が紫色になる
- 口から泡を吹く
- 嘔吐や失禁を伴うこともある
- 名前を呼んでも反応がない
「両手足の動きが左右同じだったか」受診のときに医師に聞かれました。
<両手足の動きが左右非対称である場合>
目がどちらかに寄っていないかにも注意してみます。
他の病気が隠れている可能性があります。(脳出血、脳腫瘍、てんかんなど)
通常の熱性けいれんの場合、脳に異常はありません。
けいれんの様子を医師に伝えるときに、他に病気がかくれていないかの判断基準になります。
子供の様子をしっかりチェックするようにしましょう。
はじめての熱性けいれん
2022年2月 新型コロナウイルスに感染(次男 当時2歳)
2020年1月、新型コロナウイルスが日本で広がりはじめました。
2年後の第6波のとき、2022年2月、感染者数はピークを迎えていました。
そのとき、まず、長男がコロナ感染し、我が家は家族全員がコロナ感染しました。
次男が、熱性けいれんになったのは、このときでした。
当時はまだ、新型コロナウイルスに感染すると、感染者も濃厚接触者も外出を自粛し、受診できる病院も限られていて、とても大変でした。
誰もが新型コロナウイルスに感染することを恐れていました。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、
主に飛沫感染や接触感染によって広がり、世界的なパンデミック(大流行)となりました。
新型コロナウイルスの流行は、2020年から世界中で大きな影響を与えましたが、ワクチンの普及や治療法の進歩により、2023年ごろから感染状況が落ち着き始めました。
当時、長男は小学2年生でした。
小児科へ受診するも、車の中で検査をして、コロナ陽性だったため、
「保健所からの連絡がくるのを帰宅して待ってください。」
と言われて、解熱剤だけ渡されて帰ることになりました。
後に分かったことですが、保健所からの連絡があるのは、乳幼児や高齢者が感染したときのみに変更となっており、小学生の長男には連絡は来ませんでした。
長男が感染する数日前に変更になっていたようです。
感染者が多すぎて、保健所が対応できなくなっていたからです。
それぞれの病院で、コロナ患者への対応の変更が認識できておらず、感染者もどうしたらいいのか全く分からない不安がありました。
長男以外の家族は濃厚接触者となり、主人もしばらく仕事を休むことになりました。
長男が40℃の高熱で苦しんでいる中、保健所からの連絡を待ってもきません。
幸いにして、二日後には、長男は解熱して、回復していました。
そして、長男が回復してきた夜、2歳の次男が、急に38℃以上の発熱でした。
次男も、コロナ感染してしまったかもしれない。
不安でいっぱいになり、
夜の午後8時過ぎ、私と次男は、救急病院へ向かいました。

コロナ陰性です。
他の病気の可能性もありますし。
発熱してすぐでは、
コロナ検査は正しく反応しないことがありますので、
明日、小児科を受診してください。
今夜は、解熱剤を出しておきます。
帰宅後、次男は眠れていたので、解熱剤は使わずに一晩様子を見ました。
40℃以上の高熱
<次男の様子>
・翌朝、起きて直後は、37℃台くらいに熱が下がっていた。
・朝食後、動いて遊ぶ姿もあったが、しだいにおとなしくなる。

小児科へ行っても、長男の時のように、
薬も治療の説明もなく帰されてしまうだろうな。
長男も回復してきたし、
次男はもうしばらく様子を見ようかな。
主人とも相談をしながら、様子を見ていました。
そして、次男は、午前中に昼寝し起きると、40℃の高熱になっていたのです。
急いで、主人が、小児科へ連絡しました。
その間に、私は、解熱剤をアイスクリームに混ぜて、次男に与えていました。
当時、発熱をした場合、連絡をしてもすぐに診てもらえるわけではなく、
指定された時間に行かなければなりませんでした。小児科へ行くまで2時間程ありました。
<次男の様子>
・40℃以上の高熱にぐったりしている
・食欲がなく、水分もとりたがらない
(アイスクリームは食べたいと言っていた)
小児科へ連絡をして数分後、
私の膝の上にもたれかかっていた次男に異変が起きます。
体が固まったように手足がのび、顔を見ると泡を吹きだしていました。
「救急車ー!!電話持ってきてー!!」
とっさに叫びました。
私が119番と通話している間、
主人が次男を抱き、主人も長男も弟の名前を何度も呼んでいました。
熱性けいれんになっているとき、
大声で呼んだり、抱っこしたり、揺さぶったりしてはいけません。
刺激となり、けいれんが長引く可能性があります。
119番でのやりとり(はじめての熱性けいれん)

救急ですか?消防ですか?

救急です!息子が高熱で泡をふいて意識がありません。

住所をお願いします。

○○市○○町○丁目○番地です。

お子さんの年齢性別と状況を教えてください。

2歳の男の子です。
突然、泡を吹いて体がつっぱり意識がありません。
40℃以上の高熱があります。
3日前に、7歳長男がコロナ陽性で、
2歳次男もコロナ感染しているかもしれません。

お名前と連絡先を教えてください。

○○ ○○です。電話番号は○○-○○○○-○○○○です。

コロナ濃厚接触者ということで、
救急隊員が防護服に着替えるため、到着に少し時間がかかります。お子さんを安全な場所に寝かせ、窓を開けて換気をしてください。保険証と医療証を用意してください。

分かりました。ありがとうございます。
- 救急か火事かを伝える(「救急です!」)
- 住所を正確に伝える
- 患者の状態を簡潔に説明する(年齢、症状、意識の有無)
- 自分の名前と電話番号を伝える
- 救急隊員の指示に従う
救急車到着
救急車を呼んでから、到着するまでの間に、
次男は顔色が戻り、ボーっとしながらも意識が戻ってきているようでした。

コロナ感染者のお兄ちゃんは、別部屋で隔離してください。
患者さんのいる部屋の窓を全開にしてください。
当時は、このやりとりがあり、7歳長男のことを考えるととても切なかったです。
<到着後の流れ>
・救急隊員の方は、まず次男に声をかけて意識を確認していました。
・次男の様子を見ながら、心拍数や血圧などを測ります。
・詳しく経緯を聞かれます。
・搬送先を決めます。
(希望を聞かれました。近くの出産した総合病院へ連絡してくれました。)
・搬送先が決まったら、救急車へ乗って出発します。
<準備すべきもの>
・保険証
・医療証
・お薬手帳
その他にも、「子供の靴」、財布、携帯電話も忘れないようにしましょう。

帰るときに必要なので、
靴を持っていった方がいいですよ。
搬送先の病院から帰るときは、自力で帰宅しなければなりません。
2歳の次男は、救急車に乗るときには、意識が戻ってきてました。
担架に乗りたがらなかったので、私の抱っこのまま救急車へ乗りました。
搬送先の病院へ到着
・ダイアップ(座薬)をさしてもらう。
・PCR検査をした。新型コロナウイルスの疑いがあったため。
ダイアップは、ジアゼパム(睡眠薬の一種)を主成分とする座薬です。
熱性けいれん体質の子供に、発熱時けいれん予防の目的としてダイアップを使用します。
次男は、コロナ陽性でした。
病院の先生から、新型コロナウイルス対応マニュアルの冊子を受け取りました。
自分で登録して体調管理していく内容や受けられるサービスが書かれていました。
次男が熱性けいれんになったことで、救急車で救急隊員の方や病院の先生たちに診てもらえて、処置をしていただきました。
温かく対応してもらい、不安だった気持ちが和らぎ涙が出ました。
8時間後に二回目のダイアップ(座薬)を挿入するよう指示がありました。

当時、コロナ陽性者だったので、帰りは「公共機関やタクシーを使用しないように」と言われました。
夫が長男を連れて、車で迎えに来てくれました。
私も主人も体調が悪くて、後日、コロナ陽性になりました。
もし、今後も公共機関が使えない状況になった場合、家族や知人を頼る必要が出てきます。
事前に話し合っておくといいですね。
2度目の熱性けいれん
発熱で受診
2023年5月8日新型コロナウイルス感染症は、第5類へ移行しました。
通常の医療体制で対応されることになりました。
マスクの着用などの感染対策は、基本的に個人や事業所の判断に委ねられることになりました。
コロナ渦で皆が感染対策をしていた時期、
次男は、コロナ感染した以外に、ほとんど発熱はありませんでした。
しかし、マスクを外して、登園や登校をするようになった子供たちで、様々なウイルスが流行りだしました。
次男の通っている幼稚園でも、発熱をする子が続出していました。
こうした背景で、2回目の熱性けいれんは、次男が4歳のときに起こりました。
2023年6月のある土曜日、久しぶりに発熱で受診しました。
風邪だろうということで、解熱剤と鼻水や咳を落ち着かせる薬が処方されました。
医師に、熱性けいれんを起こしたことがあると伝えていなかった。
熱性けいれんの予兆
6月の日曜日。受診した翌日。
<次男の様子>
・38℃~39℃発熱続く
・食欲がない
・あまりしゃべらない
・横になってるが、全然眠らない
日曜日なので、休日診療の救急センターに連れていくか、翌日にかかりつけ医の先生に診てもらうか、ずっと悩んでいました。
夕方になり、解熱剤を飲ませた数分後に異変が起きました。
横向きになっていた次男が、仰向けにゆっくり動きました。
泡を吹いて、白目になり、顔は青ざめ、唇は紫色に…
2度目の熱性けいれんでした。
また家族4人揃っている状況の中で、皆で名前を呼びました。
私は、時計を確認し、119番へかけました。
119番でのやりとり(2度目の熱性けいれん)

消防ですか?救急ですか?

救急です!息子が熱性けいれんを起こしています。

はい、住所を教えてください。

○○市○○町○丁目○番地です。

お子さんの年齢性別を教えてください。

4歳の男の子です。

熱性けいれんですね。横向きにしてあげて、
吐いたものがのどに詰まらないようにしましょう。
何分くらい経っていますか?

はい!
すぐ電話をしたので、1~2分だと思います。

以前にも熱性けいれんはありましたか?

2回目です。

前回はいつ頃ですか?

2歳のとき、1年半前にコロナ感染したときです。

分かりました。
すでに救急車は向かっています。
お子さんのお名前と連絡先番号を教えてください。

○○ ○○です。電話番号は○○-○○○○-○○○○です。

保険証と医療証、お薬手帳があれば、用意しておいてください。

はい!ありがとうございます!
コロナ渦のときとは異なり、住所を伝えたあとすぐに救急車は向かっているようでした。
「横向きにするように」と指示してくださり、心強かったです。
電話が終わって、救急車が来るまでの間に、次男の顔色は戻ってきていました。
搬送先へ
前回とは別の搬送先になりました。
救急車に乗るときには、次男の意識は戻っていました。
・ダイアップ(座薬)をさしてもらった。帰宅後のけいれん再発予防。
(8時間後、ダイアップ2回目を挿入するよう指示があった。)
後日、かかりつけのお医者さんへ受診しました。
次男は熱性けいれんを起こしやすい体質の為、
7歳になるまで、発熱時はダイアップを使用するようになりました。
熱性けいれんの対処法
熱性けいれんが起きた時、すべきこと5つ
- 時計を見る
(だいたい2~3分でおさまってくる/5分以上続くようなら救急車を!) - 安全な場所に寝かせる
(転落しない場所へ) - 横向きにしてあげる
(吐き出したものが喉に詰まらないようにする) - 衣類やオムツをゆるめてあげる
- けいれんの様子を見る
(左右対称かどうか/つっぱっているか、震えているか、だらんとしているか)
受診する際に、けいれんしていた時間や様子を医師に聞かれます。
熱性けいれんが起きた時、してはいけないこと6つ
- 揺さぶらない
- 無理に抱き上げない
- 口に何も入れない(窒息防止)
- 人工呼吸などしない
- 無理に口を開けたり、体を抑えつけない
- 大声で呼んだり刺激を与えない
体を横向きにしてあげたら、刺激を与えないように様子をみましょう。
けいれんを起こして、救急車を呼ぶのはどんなとき?
- 5分以上けいれんが続くとき
- 初めてのけいれん(6ヵ月未満6歳以上の場合)
- 両手足の動きが左右対称でないけいれん
- 目が片方だけ寄っているとき
- けいれんが治まっても、意識や顔色が戻らないとき
- 繰り返し嘔吐した場合
- 熱を伴わないけいれん
- 一回の発熱でけいれんを繰り返し二回以上起こしたとき
まず時計を見ましょう!
5分以内で収まるかをチェックします。
5分以内で収まったとしても、必ず病院は受診しましょう。
このように、救急車を呼ぶ基準はありますが、
実際に、熱性けいれんが起きた時は、動揺と心配でいっぱいになります。
5分がものすごく長く感じるものです。

救急車って、たやすく呼んではいけないと思ってるけれど、
呼ぶ選択をしました。呼んでよかったのでしょうか。

呼んでくれていいんですよ。
私が、次男の熱性けいれんで救急車を呼んだとき、5分以内でおさまっていました。
救急隊員や病院の先生たちは、温かく対応してくださいました。
そして、安心するように言葉をかけてくれたことが、ありがたかったです。
私は、二度の熱性けいれんを経験したことで、ようやく対処法を学べました。
もし三度目があるとしたら、5分間様子を見て救急車を呼ぶかどうか落ち着いて判断したいと思います。
救急車を呼ぶときに備えて

救急車、何番だっけ?
我が家では、救急車を呼ぶときに備えて、
↓以下の内容を、すぐ見れる場所に張り紙をしてます。
・119番
・自宅住所(ふりがな付きで)
・電話番号(自宅&父母携帯)
熱性けいれんの再発への備え方
医師に伝えること
病院の先生は、たくさんの患者さんを診ています。
一度、けいれん歴を伝えたことはあっても、受診をするたびに、発熱時の対応と熱性けいれん対策を先生と確認しておいた方が安心です。
受診をするたびに、
「熱性けいれんを起こしたことがある」ということを医師に伝えましょう!
繰り返し熱性けいれんを起こす可能性がある場合は、防げるように処方してくれます。
医師から予防として言われていること3つ(次男の場合)
- 発熱時(37.5度以上)ダイアップを使用する(7歳になるまで)
- 解熱剤を使用しない方が良い(体温の急激な変化を避けるため)
- 抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)を避けること
1.発熱時(37.5度以上)ダイアップを使用する(7歳になるまで)
ダイアップ(抗けいれん薬)は、熱性けいれんを予防する効果があります。
しかし、必ずしも、熱性けいれんを起こしたすべての子に必要というわけではありません。
副作用として、ボーっとしたり、ふらつきや眠気、興奮して眠れなくなることもあります。
熱性けいれんを起こしても7割の方は一度きりで再発はしません。
引用元:https://journal.syounika.jp/2017/02/02/fs/
また、もしくり返したとしてもほとんどの方は特別な予防をする必要はありません。
しかし、けいれんが15分以上止まらなかったことのある方や医師が必要だと判断した方に対しては、ダイアップという座薬を処方されることがあります。

ダイアップは、発熱時に備えて冷蔵庫で保管しています。
2.解熱剤を使用しない方が良い(体温の急激な変化を避けるため)
解熱剤は、熱がピークに上がった時に使うと効果的と言われています。
解熱剤が直接、けいれんを引き起こすわけではありません。
ただ、次男は解熱剤を服用した数分後に、熱性けいれんを起こしました。
熱性けいれんは「発熱の高さ」よりも「急激な体温の変化」によって起こりやすいとされています。
このように、次男は、解熱剤を使うことで、急激な体温変化でけいれんが起こるリスクが高いので、使用を控えるように言われています。
また、急に冷やしすぎたりすることも控えましょう。
かかりつけ医師の指示を優先しましょう。
(子供の体質などを考慮して判断してくれています。)
熱そのものは免疫反応の一部なので、苦しそうでなければ無理に下げる必要はないという考え方もあります。
3.抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)を避けること
抗ヒスタミン薬とは、アレルギー反応を抑える薬です。
蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の痒みや鼻炎などの症状を改善してくれます。
鼻水が出るときなどアレルギー薬も処方されることがあります。
発熱時、抗ヒスタミン薬はけいれんを誘発しやすいので注意しましょう。
熱性けいれん歴があることを医師に伝えて、必要な場合は、
抗ヒスタミン薬の代わりになる薬を処方してもらいましょう。

7歳になるまでは、熱性けいれん歴を医師に伝えることは大切です。
最後に伝えたいこと
はじめての熱性けいれんは、目の前で起こると本当にこわくなります。
私は、二度目の熱性けいれんのときも、大丈夫だろうと分かっていても、こわかったです。
もしかしたら戻ってこないかもしれない…って思ってしまう。
でも、熱性けいれんが起きた時に、大切なことは、落ち着くことです。
正しい知識があれば、落ち着いて対応できます。
「時計を確認して、5分間こどもの様子を見ること」
この記事にあったことを思い出してもらえると嬉しいです。
☆最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆