
スポ少の役員って、断っちゃダメなの?
「スポ少の役員をお願いされたけど、どうしたらいい?」
「会計係って何するの?私にできるかな…」
私も子どもがスポ少に入って、まず驚いたのは「親にも役員の仕事がある」ということでした。
最初は、どんな役割があるのかもよく分かってませんでした。
正直、長男が低学年の頃は、
「役員って大変そう」
「できれば避けたいな…」と思っていました。
特に“会計係”は、ミスできないし責任が重そうで、ちょっと怖いなと感じていたのが本音です。
でも、そんな私が数年後、実際に会計係を引き受けることに。
この記事では、スポ少の会計係としての体験と、大変だったことや、やってよかったと感じた理由を、私の本音でお伝えします。
こんなママに届けたい↓
- 役員があるなんて知らなかった…親の負担、大きすぎない?
- どんな役割があるのか分からず不安…
- もし任されたら、自分にできるか心配…
そんな風に感じているママにこそ、この記事を読んでほしいと思っています。

私も、最初は同じように不安でいっぱいでした。
でも、やってみて初めて見えてきたこと、感じたことがたくさんありました。
「私にできるかな…」と思っている気持ちに、少しでも寄り添えたら嬉しいです。
スポ少の役員って不安…どんなのがある?
長男が高学年になり、チームにも長く在籍していることから、「そろそろ何か役回りが回ってくるかも」と予想していました。
長男のチームでは、6年生のキャプテンの母が会長、副キャプテンの母が副会長となって、全体をまとめる役割を担います。
さらに、班長として班員への連絡や当番の調整をするポジションもあり、チームでは班長は4人選ばれます。
長男が5年生のとき、班長をしてくれたのは、6年生の母2人と5年生の母2人でした。
その他、グランド担当や備品担当などがあります。
そんな中、私は「会計担当」を任せていただくことになりました。
実は、我が家は体調面や家庭の事情で練習や遠征に参加できないことも多く、そういった点も考慮していただいたのだと思います。
会計の仕事は、前期と後期に分かれていて、私が担当したのは後期(9月〜3月)の半年間でした。
スポ少のママたちは、基本的には役員の話を断っていません。
みんな何かしら初めてのことに向き合いながら、それでも「子どもたちのために」前向きに取り組もうとしています。
正直、お話をいただいたときは「私にできるかな…」という不安があったのも本当です。
でもそれ以上に、「私にできることを任せてもらえた」という気持ちが大きく、断るという選択肢は自然と浮かびませんでした。
スポ少の会計係をやってみて分かったこと
会計係を経験して、今まで見えなかった「チームのお金の流れ」がよく分かるようになりました。
「誰がどんなものを準備してくれていたのか」や、「イベント費用はどこから出ているのか」といったことも、具体的に見えてきます。
実は、たくさんの行事や備品の準備が、父母会費からまかなわれているんです。
この経験を通して、「子どもたちの活動は多くの人の支えで成り立っているんだな」と実感できました。
会計係は何をする?実際にやった仕事内容と流れ

長男のチームでは、現金で集めています。
・前任の会計担当者からの引き継ぎ
・父母会費の徴収
(※集める金額や時期は、チームによって違います。)
・帳簿の記入と管理
・チームの備品や物品購入に関する精算
・別冊ノートへの活動記録とレシート貼り付け
・遠征費の精算
→車だしをしてくれた方へ
<長男所属チームの場合>
1kmあたり10円でガソリン代支給・有料駐車場・高速代
・卒団式関連費用の管理と、別紙での報告書作成
・年度末の会計報告書作成(Excelを活用)

遠征時は、レシートがあるわけではないので、記帳を忘れずに、なるべく早く精算するようにしていました。
・精算すべきものを、ためないこと。
・早めに精算して相手に返すことで、信頼につながります。
スポ少の役員って大変?会計係で大変だったこと3つ
- 小銭をつくるのが一苦労!
特に1円・5円・50円玉は、すぐ足りなくなるため、普段の買い物で意識して小銭を残してました。100円や10円玉は、ゲームセンターの両替機を利用していました。 - 卒団式費用の管理が複雑
父母会費だけでなく、部費、卒団生の保護者、在団生の保護者からもお金が集まるため、帳簿管理や精算時に細かい注意が必要でした。 - 会計報告書の作成
帳簿内容を整理してからExcelで作成しましたが、間違いがないようにチェックにも時間をかけました。

家での作業は増えるので、負担を感じる人もいるかもしれません。
こまめに精算していくことで、残高と計算が合わないときにも、どこで間違えてるのかを見つけやすいです。
スポ少の会計係をやってよかった!3つの理由と感じたこと
・「ありがとう」と言ってもらえたことが何より嬉しかった
・他の保護者や指導者と自然と話す機会が増え、信頼関係が深まった
・チームを「支える側」の立場から見られたことで、親としての関わり方が広がった

次の会計担当さんへ引継ぎをして任務終了です。
無事に完了できたあとの安堵感は大きいです。
不安を感じるママへ|終わってみると貴重な体験
お当番に加えて、スポ少の役員を引き受けることになると、やはり親にとっては負担に感じることもあるかもしれません。
特に、会長や副会長を務めているお母さんたちは、毎回さまざまなことを考え、行動しなくてはなりません。
そのほかの役員をしているお母さんたちも、それぞれの責任を担いながら、子どもたちのために頑張ってくれています。
スポ少は、何より保護者みんなが協力し合ってこそ動いているチームだと思います。
私自身、会計担当をしていて大変だと感じることもありました。
でもそれ以上に、精算のときに「ありがとう」と声をかけてもらえたことや、チームを支える一員として関われた充実感の方がずっと大きく、今では本当に貴重な経験になりました。
スポ少の役員って大変そう…と思うかもしれませんが、
その裏側には必ず、「子どもたちのために」という共通の思いがあります。
困ったときには相談し合って、
お互いに「ありがとう」と言い合える、
そんなあたたかい雰囲気のチームでいられたら素敵ですよね。
この記事が、スポ少の役員を引き受けることに不安を感じているママの、少しでも参考や励みになればうれしいです。
☆最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆