2026年WBCの出場メンバーにも選出された阪神タイガースの捕手・坂本誠志郎選手。
そんな坂本誠志郎選手が、年明けのインタビュー記事で、
実は「演劇学専攻だった」ことが明かされ、ファンの間で話題となっています。
明治大学時代は、野球部の主将にも抜擢された坂本誠志郎選手。
一見、野球とは無関係に思える“演劇”という学びに、
「なぜ演劇を学んでいたのか?」
「捕手としての野球人生に通じるものはあるのか?」
と気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、坂本誠志郎選手について
- なぜ明治大学で演劇学を専攻したのか?
- 演劇が野球にどうつながっているのか?
をインタビュー内容をもとに紐解いていきます。
また、坂本誠志郎選手の卒業論文にもヒントが隠されているため、合わせてご紹介します。
坂本誠志郎選手のイケメンぶりが話題となっています!
坂本誠志郎はなぜ演劇学専攻?【明治大学文学部出身】
坂本誠志郎選手は、明治大学文学部文学科で演劇学専攻に学んでいました。
演劇学と聞くと、
「どんなことを学んでいたのだろう?」
と気になりますよね。

ここから、演劇学専攻の内容を簡単に見ていきましょう。
演劇学専攻で学ぶことは?

坂本誠志郎選手が学んでいた演劇学は、俳優になるための学科ではありません。
「劇(ドラマ)を通して人間や社会を考える」ことを目的とした学問です。
演劇には、さまざまなジャンルがありますよね。
例えば…
- 日本の伝統演劇
(歌舞伎・能・狂言) - 現代演劇
- ミュージカル
- 舞台芸術
(演劇・オペラ・バレエ・映画)
といった演劇において、歴史や文化、時代ごとの違いや共通点、衣装や演技などを論理的に研究していきます。
少人数ゼミでは、自分の関心テーマを掘り下げ、発表や議論を重ねていくのも特徴です。
演技表現を学ぶというより、
「観察し、考え、言語化する力」を養う学問といえるでしょう。
なぜ演劇学を?
坂本誠志郎選手は、なぜ演劇学を専攻していたのでしょうか?
演劇学を選んだ理由は、“考えておきたい”という心理からくるものかもしれません。
(近本光司選手)
坂本誠志郎選手は、近本光司外野手との正月対談で、
形の上では(大学で)演劇学専攻なので。結構、考えなくていいところまで考えちゃう。考えちゃうというか、考えておきたいんですよね。そうなった場合にいきなり『わっ』て思いたくないから
引用元:デイリー
と語っています。
演劇学と聞くと「表現力」や「演技」をイメージしがちです。
でも実際には、人の行動や心理、物語の構造を分析する学問でもあります。
坂本誠志郎選手は、
といった点を考えることがもともと好きなタイプです。
演劇学は、そうした「人間を読み解く視点」を深める分野として、自然な選択だったと考えられます。

捕手としての思考につながるところがありそうだね。
SNSでの反応は?
坂本誠志郎選手が演劇学専攻だったことについて、SNSの反応をまとめました。
「意外だった!」
「演劇が野球につながってるって素敵」
「スポーツにどうつながったのかもっと語ってほしい」
「プロ野球選手では珍しいけど、坂本選手なら納得できる」

坂本誠志郎選手が演劇学専攻だったことに驚く声があると同時に、納得するファンも多いようです。

演劇学と野球がどうつながっているのか考察してみたよ。
坂本誠志郎は明治大学の卒論テーマがすごかった!
坂本誠志郎選手の卒業論文は、
映画『42-世界を変えた男-』をテーマにしていました。
映画『42-世界を変えた男-』とは?
『42-世界を変えた男-』とは、黒人差別を受けながらも米メジャーで活躍したジャッキー・ロビンソン氏を題材にした映画です。

(ジャッキーロビンソン氏)
ジャッキーロビンソン氏は、史上初の黒人メジャーリーガーです。
1947年4月15日にドジャースでデビューし、新人王を受賞しています。
<映画のあらすじ>
ジャッキーロビンソン氏とドジャースのGM・ブランチ・リッキー氏は、周囲の反対を押し切って契約に至ります。
ファンやマスコミ、チームメイトからも誹謗中傷を浴びせられる中…
プレーに徹するロビンソンの姿勢に、次第に周囲の人々の心もひとつになっていくストーリーです。

4月15日はジャッキーロビンソンデーで、
ドジャースでは、全員が背番号42をつけるんだ。
卒論の内容は?

(42-世界を変えた男-より)
歴史的な背景が関わる深いテーマを選んだ坂本誠志郎選手。
映画を考察しながら、2万字(400字詰め原稿用紙50枚)以上のリポートで書き上げたそうです。
その内容は、単なる映画鑑賞ではなく、
といった点を掘り下げて分析していた可能性が高いと思われます。
卒論を通して感じたのは?

2016年1月大学4年生だった坂本誠志郎選手は、卒業論文を書き上げたあとでこう語っています。
「何十年か前までは黒人が差別を受けてて一緒に野球が出来なかった。今は普通に野球が出来ていますし、短い期間の中で野球界がすごく発展している。純粋に素直に野球が出来ることは恵まれたことなんだなと感じました」
引用元:日刊スポーツ
坂本誠志郎選手は、ジャッキーロビンソン氏が選手だった頃から野球界が発展してきたことを実感したようです。
人の心を動かす出来事が、劇やドラマの土台となっていますよね。
プロ野球選手の捕手として、試合を組み立て、投手や選手たちの心を読み解く力は不可欠ともいえます。
まさに、演劇と野球のつながりを感じるような卒論テーマだったのではないでしょうか。

人の心を動かす出来事が、劇やドラマを作り上げている気がしました。
坂本誠志郎が学んだ演劇学と捕手の共通点は?

先読み力
演劇学は、坂本誠志郎選手の“先読み力”につながっていると考えられます。
演劇学では、物語の流れや登場人物の行動を読みとりながら、
「次に何が起こるか」
「なぜその行動を取るのか」
を考察していきます。
捕手である坂本誠志郎選手も、
- 打者の癖
- 試合の流れ
- 投手のコンディション
を踏まえながら、次の一手を先読みする役割を担っています。
試合中に状況を判断し、配球を組み立てる力は、演劇で培った“先を読む思考力”と通じる部分があるといえるでしょう。

坂本誠志郎選手は、配給を組み立てることについて、「データに頼りすぎない」と語っています。
坂本はデータに頼りすぎない。「使えるものは(ある)と思いますけど、そこを考えすぎるのはあんまり好きじゃない。実際、試合に入ると、ちょっと違うとかが出てくる。僕はどっちかというと、その場の生きているものに、自分の感覚でやりたいっていう思いもある」。ホームベースの後ろに座って数字では測れない感覚を研ぎ澄ます。
引用元:サンスポ
数字だけでは測れない感覚を大切にしている坂本誠志郎選手。
演劇学で培った“人を読む力”を野球に生かしていることがうかがえます。

まるで職人技だね。
相手の立場に立つ思考力

坂本誠志郎選手は、“相手の立場に立つ思考力”に長けています。
演劇では、役を演じるために、
「この人物は何を考えているのか」
「どんな気持ちで行動しているのか」
を深く掘り下げます。
この経験は、捕手として、投手や打者、それぞれの立場を理解する力にもつながっていると考えられます。
相手の気持ちを想像しながら判断する姿勢が、リードの安定感を高め、チームメイトからの信頼につながっているのかもしれません。

相手の立場に立つことが自然とできるようになってるんだね。
投手が主役

坂本誠志郎選手には、“投手を主役に引き立てる捕手”という印象があります。
演劇は、主役を引き立てる存在がいてこそ成り立ちます。
舞台全体を見渡し、作品として完成させる視点が求められます。
捕手にとっても、主役はあくまで投手。
自分が目立つよりも、投手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整える役割です。
実際に、坂本誠志郎選手は、投手からは、次のような声も聞かれます。
「めちゃくちゃ投げやすかったです。フレーミングもすごい良かったです。僕の球って動く。真っすぐもシュートで独特なんですけど、それでもいいキャッチングをしていただいた。投げていて気持ち良かったです」
引用元:デイリー
坂本誠志郎選手は、どんな投手に対しても、力を引き出す存在です。
縁の下の力持ちという立場で、主役である投手を支える捕手といえるでしょう。

投手に気持ちよく投げられたって言われるってすごい。
まとめ
坂本誠志郎選手が学んだ演劇学は、捕手としての資質に深く通じていました。
知的な学びが、縁の下で投手を支える現在のプレースタイルにつながっているといえるでしょう。
WBC2026では、坂本誠志郎選手がどんな活躍を魅せてくれるのか期待が高まっています。
