子どもが大好きだったおもちゃ。
思い出いっぱいのおもちゃ。
でも、成長して遊ばなくなったおもちゃは、ありませんか?
我が家の「思い出ナンバー1おもちゃ」は、ウルトラマン人形!
この記事は、思い出深いウルトラマン人形60体の中から、子どもが悩みながら選んだ10体を、知り合いの子どもに譲ったときのお話です。
子どもの大好きだったおもちゃが、
今、一番大切にしてくれそうな誰かのもとへ旅立つとき…
子どもは一体どんな反応をするのでしょうか。
こんな方におすすめの記事です。
・子どもの遊ばなくなったおもちゃがたくさんあるけど、なかなか断捨離できない。
・子どもに、人に喜んでもらう機会をつくってあげたい。
・子供がウルトラマン大好きな人。
この記事を読んで、「遊ばなくなったけど、愛着のあるおもちゃの手放し方について」参考にしてもらえたら嬉しいです。
ウルトラマン人形との出会い
長男がウルトラマンにハマりだしたのは、3歳の頃。
そのタイミングで、主人が初めてウルトラマン人形を買ってきました。
そのとき長男が初めて手にしたウルトラマンは、ウルトラマンタロウ!
ウルトラマンタロウは、私が子どものとき大好きだったウルトラマン。
子どもの頃、ウルトラマンをテレビでよく見ていました。
ちなみに、私の主人は、ウルトラマンエースが好きだと言います。
私も主人も、昔の記憶が蘇るかのように、ウルトラマン節が炸裂です。
そして、その後も、ウルトラセブン、初代ウルトラマン、ウルトラマンティガ、徐々に人形が増えていき…一番思い出深いウルトラマンは、ウルトラマンジードとウルトラマンゼロ!
長男にとってジードとゼロは特別枠です。
ウルトラマンブルとロッソも思い出深いです。
再燃する気持ち
次男が生まれたころ、長男は野球が好きになり、ウルトラマンの人形で遊ぶことはなくなっていました。
ただ、次男である弟は、生まれながらにしてウルトラマンがたくさんある家にいたからか、2歳頃になるとウルトラマン人形でよく遊ぶようになりました。
すると、小学2年生になっていた長男もウルトラマンへの想いが再燃!
弟と一緒にウルトラマンで遊ぶようになりました。
ウルトラマンと怪獣を戦わせるバトルごっこ、ブロックでウルトラの国を作り並べていく遊び、そしてウルトラマンの人形を使ったかくれんぼ…!
兄弟でウルトラマンの世界を広げながら、思いきり遊んでいました。
次男3歳の誕生日プレゼントは、ウルトラマンオーブスペシウムゼぺリオン!
(ウルトラマンとティガの力をもつオーブの変身した姿)
その後も、知人から、使わなくなったウルトラマン人形やおもちゃをたくさん譲ってもらっていて、我が家には本当にたくさんのウルトラマンが集まっていました。
大好きだったウルトラマン人形を譲るとき
そんな兄弟も、この春で、長男小学6年生、次男6歳の年長さん。
成長した兄弟たちは、ウルトラマンの人形で遊ぶことは、もうなくなっていました。
そんなとき、主人が、
「知り合いの子どもがウルトラマンが大好きのようだから、うちにある人形をあげたらどうかな?」と、言いました。
夫婦で話し合い、子どもに選ばせてみようということになりました。
次男に伝えたところ、
「いいよ!いっぱいあげれちゃうよ!いっぱいあるもん!」と、ニコニコ言いました。
すると、兄である長男も近づいてきて乗り気です。
意外にも、こんなに気持ちよく承諾してくれるなんて、なんて心が成長しているのだろうと感じました。
ところが…
いざ、選ぼうと、おもちゃケースの中から広げてみると…
久しぶりに目にするウルトラマンや怪獣たちへの想いがあふれ出し、兄弟であーだこーだ言いながら…
あれも思い出!これも思い出!となってしまい、ほとんど選べないのです!!
喜んでもらうために悩んで選んだもの
「ウルトラマンティガが好きみたいだよ!」と、主人が言いました。
ティガは、次男も大好きだったウルトラマン!
我が家には、ウルトラマンティガが2体ありました。
少しデザインが違うもので、そのうちの1体を選びました。
次に、サイズの小さいウルトラマンブルとロッソ、ウルトラマンマックス。
サイズの大きめのウルトラマンレオ。
そして、ウルトラマンギンガ!
それぞれ別タイプのものを持っているということで選ばれました。
ラストに選んだウルトラマンギンガ!
ギンガが初めてうちに来たのは、長男が年少さんのとき。
幼稚園から帰宅したときに、食器棚の上にちょこんと立っているギンガを見つけたときの、大喜びしていた姿を思い出します。
(主人がサプライズで食器棚の上に仕掛けてました…)
次男も、ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーをいつもペアにして戦わせていました!
こうして、たくさんある中の合計6体のウルトラマン人形が選ばれました。
きれいな透明の袋に入れてみると、ちょっとプレゼントっぽくなりました。
長男も次男も「喜んでくれるかな?」と少しワクワクした様子。
こうして、大切なウルトラマンたちは、新しい持ち主のもとへ旅立っていきました。
親としては少し寂しい気もしたけれど、それ以上に『ウルトラマンが受け継がれていく』ことが嬉しく感じました。
また喜んでもらいたい!第2弾を選ぶ
「やった~!!ウルトラマンだ~!!」
「ありがとう!!ありがとう!!」
「ティガがいる~!!わ~い!!」
と、目をキラキラさせて、大喜びしている動画が送られてきました。
その動画を見た、我が家の次男。
またまた選び出しました。
長男は、「ウルトラマンジードとゼロとその仲間たちはやめとこうね…」と言って、見守っていました。
やはり、長男にとって、そのウルトラマンたちはずっと宝物のようです。
主人は、「ウルトラ6兄弟は、離しがたい…」とつぶやいていますし。
私は、「怪獣役になることが多かったから、怪獣は手放せないな…」となってしまいました。
それぞれ、しっかり伝えたいことは伝えとくという感じで、第2弾の選抜タイムがスタートしました。
まず、その一歳の妹ちゃんもウルトラマンが欲しくなっているという情報をもとに、
選んだのが、指にハマる小さめタイプのウルトラマンダイナ。
次に、
「戦う相手が必要じゃない?」
と、次男が言いながら、選んだのは、イーヴィルティガ!
昔は光の巨人だったけど、悪の巨人になってしまったというイーヴィルティガ。
そして、最後に、ウルトラマンダイナとウルトラマンガイアを選びました。
「○○さんにもらったんだよね…でも、これにする!」
ウルトラマンティガが好きだというその子に、ダイナとガイアを選ぶというのは、最高の組み合わせなのです。ティガ、ダイナ、ガイアは、3人一緒の映画になっているほど関係性が深い。
こうして、第2弾は、4体が選ばれました。
第1弾のときと同様に、きれいな透明の袋に入れて、みんなで「いってらっしゃい」をしました。

袋に入れてラッピングしてみるとワクワク感が増しました!
感謝の気持ち
後日、また大喜びしてくれている動画が送られてきました。
こんなに喜んでくれているなら、本当によかった!
家族みんなが嬉しくなりました。
我が家にとって、ウルトラマン人形を誰かに譲るということは、一大イベントでした。
新しいおもちゃを手に入れるのとは別の、ワクワクする体験!
結局、どうしても譲れないものが多すぎて、60体の中から選んだのは、たったの10体。
でも、その10体にも、たくさんの思い出が詰まっています。
私たち家族の思い出が満載のウルトラマン。
その一部を譲ったことで、旅立った先で、また新しくウルトラマンの物語ができていくんだろうなと思うと、胸がじんわりと温かくなります。
歴史が深いウルトラマンだからこそ、受け継がれていく思いを感じます。
思い出が溢れすぎて、ついつい熱く語りすぎてしまいますが…
今回の経験は、子供たちにとって、大好きだったおもちゃを譲るという新たな思い出となりました。
喜んでくれている姿を動画で送ってもらえて、子どもたちの心に温かく素敵なものが届きました。
子どもに選んでもらったことで、「思いを込めて届ける」という経験ができたことに、心から感謝しています。
もしかしたら、第3弾あるかもしれません。
そのタイミングは、また子供たちの判断に任せていきたいなと思っています。
☆最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆