2025年10月ワールドシリーズ、ドジャース対ブルージェイズ。
熱戦の中で、ファンやSNSで話題になっているのが、
クレメント選手が使っていた“ミズノの中古グローブ”

SNSでは、
「ビッグMって懐かしい!」
「まさか現役メジャーで使う人がいるなんて」
といった声が相次ぎ、野球ファンの心を動かしました。
一見すると“古いグラブ”。
しかし、クレメント選手はこの日本製ミズノのビッグMモデルを使いこなし、複数ポジションを守り抜いて貢献しています。
なぜ彼は、最新モデルではなく日本製であるミズノの中古グローブ“ビッグM”を選んだのでしょうか?
今回は、クレメント選手がミズノの中古グローブを選んだ理由7選と、再び注目される「ビッグM」の魅力をわかりやすく解説します。
- クレメント選手がミズノの中古グローブを愛用する理由7選
(中古グローブを愛用する工夫も紹介) - 「ビッグM」の魅力とは?
- クレメント選手が使ってるのは本物?復刻版?

ミズノの「ビッグM」は、1999〜2006年ごろに使われていた旧ロゴモデルだよ。
クレメント選手のプロフィールについて詳しくはこちらにまとめています。
クレメントのミズノ中古グローブが話題になったきっかけは?
2025年10月ワールドシリーズ
ドジャース対ブルージェイズの試合
三塁手・クレメント選手(ブルージェイズ)のグローブについて、加藤豪将氏から解説がありました。
クレメント選手が使用しているグラブは、
ミズノプロの「ビッグM」時代(1999〜2006年)に作られた中古グローブ。

「ビッグM時代は品質がいい!」という野球ファンは多いよ!

クレメント選手は、日本メーカーの道具を使用してから、日本製にハマり、中古で日本製を取り寄せる趣味があるのです。
加藤氏によると、ブルージェイズのアーニー・クレメント内野手(29)が愛用するグラブは日本製。クレメント自身が中古で取り寄せ、150ドル(現在の日本円で約2万3000円)で購入したという。
引用元:日刊スポーツ
ミズノの硬式グローブ(新品)
相場価格
→3万円~7万円台

メジャーリーガーが日本製の中古グラブを使ってるなんて驚きだよね!

もっと高そうなの使ってそうなのに、中古の推定2万円台を愛用していることに親近感が持てるよ。
メジャーリーガーのクレメント選手が、日本製ミズノの中古グローブを使用していることが野球ファンの心に響き話題となりました。
SNSの反応は?
クレメント選手がミズノの中古グローブを愛用していることに、驚きの声が相次ぎました。
クレメント選手の中古グローブ愛用についてSNSの反応は…
「よくあの大舞台で使えるな! 応援するしかない!」
「新品のグローブいくらでも買えるだろうに!」
「ボロボロだけど、大事に使ってるのが分かる!」
「ビッグM!懐かしい!」
「メルカリとかで手に入れたってこと?!」
クレメントのグラブが“ビッグM”ということに歓喜する野球ファンの声も。
“ビッグM”時代のミズノグラブは品質が良く、長く使えるものだからこそ、価値あるグラブとして認められているのです。
実際、メルカリで“ビッグM”を出品されている方もいます。
野球ファンの心は、ボロボロの日本製グローブを愛用しているクレメント選手に親近感を感じずにはいられませんでした。

日本人として嬉しくなったよ。
クレメントがミズノ中古グローブを愛用する理由7選!

①オークションで入手?!
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由1つ目は、オークションで入手したからです。
クレメント選手は、日本人女性からミズノの中古グローブをネットオークションで買い取ったそうです。
90年代の古いモデル
日本人女性の息子さんが中学の野球部で使ってたもの
(すでにボロボロで年季の入った状態だった)
メジャーリーガーであれば、高価な新品のグローブを選んで買うことも難しくないと思います。
しかし、クレメント選手は、日本製の良さを感じ取り、ご自身に合うものを選びました。

グローブを売った日本人女性の方が一番驚いているだろうな。
②サイズは大丈夫?フィットしてる?!
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由2つ目は、サイズのフィット感です。

クレメント選手が愛用しているグローブは、中学生が使っていたグローブです。
中学用のグローブは手のひらサイズがやや小さめ
身長182㎝のクレメント選手にとって、中学生が使用してたサイズは小さいのではないかという見方もあります。

確かに画像でみると、少し小さそうに見えるかも…
しかし、クレメント選手は、このミズノの中古グローブを使いこなしプレイしています。
身長182㎝のクレメント選手は、手が小さめなタイプのため、逆にフィットしやすかった可能性が考えられます。
内野用としてはちょうど良いコンパクトなサイズ感なのではないかと思われます。
③プロモデルと同じ設計?
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由3つ目は、プロモデルと同じ設計の可能性です。
中学用でもプロモデルと同じ設計のグローブがある。
二岡型(クロスIW)など…
三塁手・クレメント選手が愛用している“ビッグM”は、二岡型などプロモデルと同じ設計のグローブである可能性も考えられます。
| 分類 | 特徴 | 向いているポジション |
|---|---|---|
| 二岡型 (クロスIW) | 浅めのポケット 素早い握り替え | 遊撃手・三塁手 |
| 井端型 | 柔らかめ、しなやか | 二塁手・遊撃手 |
| 松井稼頭央型 | 広めのポケット ボールの収まりが良い | 内野全般 |
| 松中型 | 大きめで深いポケット | 一塁・外野 |
| イチローモデル | 指の動きを重視した軽量設計 | 外野手 |
革や縫製も当時のミズノは高品質で、どの型でも性能はほとんど変わらないです。
④柔らかい状態
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由4つ目は、柔らかい状態だったことです。
「使い込まれて柔らかくなっていた」
クレメント選手がすぐに試合使用できる“馴染み具合”だったと考えられます。
新品のグローブは、かたすぎて型も安定していません。
一方、中古グローブでは、革が柔らかくなり、小さめだったとしてもフィット感がちょうどよく感じられた可能性もあります。
⑤中古の日本製が好き
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由5つ目は、中古の日本製が好きだからです。
中古の日本製を取り寄せるのが趣味
クレメント選手は、「新品よりも自分の手に馴染む道具」を好むタイプ。
クレメント選手は、丁寧で丈夫に作られている日本製の道具に魅力を感じているようです。
使い込まれた感覚も楽しんでいるのかもしれません。
⑥中古グローブ&インナーの組み合わせ
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由6つ目は、インナーを組み合わせていることです。

クレメント選手は、中古グローブとインナーを重ねて使用しています。
インナーとつけることで、中古グローブのデメリットを補う役目もあると考えられます。
中古グローブのメリットとデメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 馴染みよさ 革の柔らかさ 型が安定している | パッドが薄い可能性 耐久性 ウェブや紐の劣化 |
中古グローブは、パッド面が薄くなっている可能性があります。
クレメント選手は、インナーをつけることで、中古グローブのデメリットを抑えて愛用しています。

なるほど!インナーで工夫してるんだ。

大切に使っていることが伝わってくるね。
クレメントは気取らず、ルーズで気楽な性格だ。クラブハウスで一番のムードメーカーにも、冷徹で真面目な人間にもなり得る。
引用元:mlb.com
クレメント選手の気取らない性格だからこそ、
“ボロボロの中古グローブ”でも大切に使い続ける姿が、野球ファンの心を掴んでいるのかもしれません。
グローブにインナーを合わせるのが苦手な方には、
ウィルソンの守備手袋がおすすめです。
⑦グローブ1つで複数ポジション!
クレメント選手がミズノ中古グローブを愛用する理由7つ目は、グローブ1つで複数ポジションをこなせているからです。
2025年シーズン、クレメント選手は、“マルチポジション賞”を受賞しています。
フィールディング・バイブル・アワード賞
(Fielding Bible Award)
→メジャーリーグ(MLB)における守備の最も優れた選手を表彰する賞
フィールディング・バイブル・アワード賞はそれぞれの守備位置で選出されるほか、「複数ポジション」部門・マルチポジション賞があります。
クレメント選手は、ミズノの中古グローブ1つを複数ポジションで使いこなし受賞したのです。

クレメント選手の技術力もすごいし、愛用される「ミズノ中古グラブもすごい」と思ったよ!
複数ポジション部門:アーニー・クレメント(ブルージェイズ)
引用元:mlb.com
クレメントは今季、ブルージェイズで内野の全ポジションを守った。ブルージェイズはこの部門で2年連続の受賞となり、2024年のドールトン・バーショーに続く快挙となった。クレメントにとっては今回が初受賞である。
クレメント選手の詳しいプロフィール&経歴は、こちらで紹介しています。
アー二・クレメントのプロフィール&経歴まとめ!
クレメントのミズノ中古グローブ“ビッグM”とは?

ミズノ黄金期の旧ロゴモデル
「ビッグM」とは、ミズノが1999年から2006年頃まで使用していた旧ロゴモデルのこと。
黄金期時代の象徴にもなっており、“ビッグM”と呼ばれています。
- 背面のMマークが大きく
- 金色または刺繍入りで存在感があるのが特徴。
- 国産・牛革キップ・耐久性抜群
- 今のミズノプロより革が厚め・芯が硬め。
- 「使い込むほど味が出る」としてファンが多い
この時代のミズノグラブは、
革質・縫製ともに非常に高品質
いまでも中古市場で人気が高いモデルです。
日本国内の職人によるハンドメイド仕上げで、
- 耐久性
- 手への馴染み
- 軽さ
この3つのバランスが抜群でした。

だからこそ、クレメント選手は“ビッグM”が目にとまったのかな。
ビッグMとランバード時代の比較表
ミズノのグローブは、ロゴが“ビッグM”時代から、“ランバード”時代へ移行しています。
(現在のロゴは、“ランバード”と呼ばれています。)


ロゴの変化だけではないよ。
ミズノのグローブにおいて、時代別に特徴をまとめました。
| 比較項目 | ビッグM時代 (1999〜2006) | ランバード移行後 (2006〜現在) |
|---|---|---|
| ロゴ | 大きな“M”パッチ (通称ビッグM) | ランバード (2012年~文字ナシ) |
| 生産国 | 日本製 | 中国製 フィリピン製中心 (高級モデルのみ日本製) |
| 革の種類 | ノースヨーロピアンキップなど最高級革 | ステアハイド中心 (一部コーティング加工) |
| 特徴 | 職人仕上げ 型が長持ち 適度な硬さ しなやかでもある | 量産向け 軽量 やや柔らかめの作り |
| 評価 | 一度型がつけば 一生モノ | 使いやすい ただ、 「革質が落ちた」という意見も |

“ビッグM”時代は、品質が最高だったんだね。
一方で、現行のランバードロゴモデルは、軽量化・柔軟性が高く、扱いやすい点が魅力です。
オーダーメイドや「波賀工場製」の上位モデルでは、今も日本製品質が保たれています。
ミズノテクニクス株式会社波賀工場のグラブ作りマイスターの岸本耕作(67)が、厚生労働省より2024年の「卓越した技能者(現代の名工)」に認定されました。岸本はこれまで、イチロー氏、松井秀喜氏など数多くのプロ野球選手のグラブを製作してきました。
引用元:ミズノ株式会社

ランバードのオーダーメイドを愛用するプロ野球選手は多いよね。
クレメント愛用のビッグMは“復刻版”の限定販売?
クレメント選手の“ビッグM”グローブは、復刻版ではなく本物だと思われます。
ただ実はこのビッグMモデルの復刻版が、近年ミズノ硬式で限定販売されています。
完全に当時と同じ設計ということではありません。
当時のデザインを再現した限定モデル
→ 見た目はビッグM
→ 性能は現行仕様

懐かしさと最新技術を合わせたハイブリッドモデルだね。
“ビッグM”の復刻版として、硬式用と軟式用が登場しています。
“ビッグM”硬式用の復刻版はこちらです。
“ビッグM”軟式用の復刻版はこちらです。

クレメント選手のように気に入ったグラブを選べると嬉しいな。
中古で本物の“ビッグM”に出会いたいという方は、ぜひこちらで探してみてはいかがでしょうか。
クレメント(ブルージェイズ)のプロフィール

- 氏名:アーニー・クレメント
(Ernie Clement) - 出身地:アメリカ合衆国
ニューヨーク州ロチェスター - 生年月日:1996年3月22日
(2025年現在:29歳) - 身長:182.9㎝
- 体重:77kg
- 右投げ右打ち
- バージニア大学出身
- 2017年~
ガーディアンズ
2022年~
アスレチックス
2023年~
ブルージェイズ
クレメント選手のメジャーデビュー後について詳しくはこちらにまとめています。
まとめ
- ビッグM時代は純日本製&最高級革仕様
- ランバード時代は量産化と軽量化を重視
- 復刻モデルは“昔の味”を再現した限定版
クレメント選手が使うのは、おそらく当時の本物ビッグM(オリジナル)です。
だからこそ、20年以上経っても現役で使えるほどの品質を保っているのでしょう。
“ビッグM”を愛用するクレメント選手の感性は、多くのファンを魅了しています。

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